N響定期公演
N響定期公演(C Program)に行ってきました。久しく忙しくて演奏会に行けていなかったので、生演奏を聴くのは本当に久しぶり。やっぱりものすごくいいものですね。
指揮はマティアス・バーメルト氏。見やすいというか分かり易い表現の指揮をする方でした。
・ブラームス:悲劇的序曲 作品81
金管が活躍する曲で、序曲と言いながら密度が濃く、短時間にいろいろ楽しめる曲でした。”悲劇的”という感じはあまりしなかったです。
・R.シュトラウス:4つの最後の歌
ソリストはアンナ・トモワ・シントウ。貫禄のあるソプラノ歌手でした。オーケストラはハープ、チェレスタ、コントラファゴットが入った比較的大きめの編成。チェレスタは滅多に登場しない楽器なので、ちょっと得した感じでした。
4曲目が終わった後、少しの間、沈黙をおいた後(皆さん引き込まれていたのでしょうか?)、怒濤の拍手と「ブラボー」の歓声に包まれました。拍手が鳴りやまずに、アンコール(曲はロビーの掲示を見逃したので不明)。良かったです。
・ブラームス(シェーンベルク編)ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
ピアノ四重奏曲のオーケストラアレンジでした。4つの楽章通じて、ブラームスの分かり易いメロディが、大編成オーケストラ(イングリッシュホルン、ESクラ、バスクラ、コントラファゴット、小太鼓、タンバリンシロフォンなど)で装飾されて、聴いていても、見ていても飽きない、オケの魅力爆発!といいたような楽しさでした。『生で聴けて良かった』と心から思えました。
そして、N響コンサートで忘れてはいけないのが、開演前のロビーコンサート。
今回はグリーグの弦楽四重奏曲へ長調。未完の曲で、後にグリーグの弟子によって完成された曲だそうですが、今回はグリーグが作曲したオリジナルの第2楽章までの演奏でした。様々な奏法が多用される曲で、様々な情景に応じて変化する映画音楽を思わせるような曲で、とても楽しかったです。このような曲が生で、かつ演奏者のすぐ近くで聴けるなんて本当に幸せです。
今回、この室内楽の演奏メンバー紹介では、昨年N響に入団されたヴァイオリンの田中晶子さんが紹介されました。日本音楽コンクール第1位など、輝かしい実績を持った、若くて、超可愛らしいヴァイオリン奏者でした。か細い腕と、ちょっと触れただけで折れてしまいそうな細い指をされていましたが、そこからは全く想像できない、豊かな音量と表現にあふれた演奏をされる方でした。以前このブログで紹介した南紫音さんとはまた違った輝きを持つスターですね。
N響定期公演(A/Cプログラム)なら、自由席は¥1,500。この価格で日本を代表するオーケストラが生で聴けるのですからホントありがたいです。皆さんも気軽に足を運んでみてください。
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コメント
FMで聴いていたんですけど、アンナ・トモワ・シントウさんの歌唱はとても素晴らしかったです。アンコールの曲はR・シュトラウスの8つの歌から「献呈」という曲だそうです。
投稿 時の旅人 | 2007年4月15日 (日) 12時19分
アンコールの曲、R・シュトラウスだったんですね。ありがとうございます。
アンナ・トモワ・シントウさんの声はソプラノなのにキンキンしていなくて良い声だと思いました。
投稿 Shun' | 2007年4月15日 (日) 16時22分