« なんだか | トップページ | コーヒーの健康効果 »

2008年6月22日 (日)

なぜ価格に転嫁できない?

イカ釣りの漁船が原油高の影響で一斉に休漁して、窮状を訴えたそうです。漁に出れば出ただけ赤字で、このままでは廃業に追い込まれてしまうので、政府の援助を求めているそうです→NIKKEI

私は全国有数のイカの水揚げを誇る八戸に住んでいたことがあるので、港に並ぶイカ釣り漁船や、夜の海に並ぶ漁り火の風景(←本当に綺麗です)がなくなるのはとても寂しいし(なくしてはいけない)、イカが食卓からなくなってしまうのは考えたくない事です。(関東に来てから、あの透明でコリっとしたなんとも言えない歯ごたえの超美味しいイカ刺しが食べられなくなった、というのは別問題としておいておいて)なんとかよい策はないのでしょうか?

経営努力で吸収できないくらいコストが上がっているのは誰が見ても明らかな事実であるので、航空運賃の燃油サーチャージや、ガソリン卸価格、電気料金の燃料調整費のように、単純に小売価格に転嫁すれば、高くても新鮮で美味しい国産イカは売れるのでは?と思うのですが、どうもそう単純にはいかないようです。

農林水産委員会議事録によると「値段が市場の競りで決まるために売り値に転嫁できない」とあります。競りは値段が直接漁業を行っている人の意志で決められない仕組みであるので、燃料高騰分を価格に直接転嫁できないので、コストアップ分が適正に小売り価格と生産者に反映される別の仕組みを政府政策でなんとかしてほしいということなのでしょう。
ただ、単純に補填しろというと、「原油高で困っているのは漁師だけじゃねぇ、みんな困ってんだ、漁業関係だけ補填するのはおかしい」という意見が出てくると思うので、このあたりの事情がちゃんと分かるように、訴えも報道もするべきですね。(補足:読売には簡単に書いてありました)

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188373/41612527

この記事へのトラックバック一覧です: なぜ価格に転嫁できない?:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)