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カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2009年7月 7日 (火)

いまさら「白夜行」

数年前に話題になった東野圭吾の「白夜行」をドラマの再放送をきっかけに、いまさらながら、原作と、ドラマ両方を読了&視聴終了。どちらも話題になったのが納得できる質の作品でした。

原作を読んでからHDDレコーダーに撮りためていたものを一気に観ましたが、この順番が正解。ドラマでは原作のラストシーンが第一回の冒頭でいきなり出てきて、そこに至るまでの主人公たちの心の動きを中心に描くというやり方になっていました。また、登場人物の関係や性格などもかなりドラマオリジナルになっています。もし、ドラマを先に観ていたら、原作の「最後までどういう結末かわからない」という面白さが半減してしまったでしょう。

ただ、これはドラマが悪いということではなく、どちらも独立した作品として満足・楽しめるものということです。原作を単純に映像化したものは、1クール(11~12回程度)で話をまとめなければいけないという制約上、なんか急いだ感じとなって、あわただしく終わってしまったり、登場人物の心の動きが描ききれず、心を引き込まれることがなかったりして、原作のよさが伝わらないという駄作になりがちなので、ある程度のアレンジは必要だと思います。このTBSの白夜行はあまりに大胆な改変で、賛否両論あるようですが、成功したほうではないかと思います。

原作のほうは、東野圭吾ワールド全開で、最初から最後まで飽きることなく楽しめる作品でした。

東野圭吾作品は基本的にはずれがなく安心して買えるのですが、「夢はトリノをかけめぐる」だけは最初の数ページで読むのをやめてしまいました。東野圭吾作品で唯一、買って後悔したものでした。

とにもかくにも、次の作品が楽しみです。

2008年9月24日 (水)

アニメ『のだめカンタービレ巴里編』

『のだめカンタービレ』のアニメが巴里編になって、10月9日の深夜からフジテレビ”ノイタミナ”枠で放送されるようです(公式サイト)

アニメ『のだめカンタービレ』の前作ははっきり言ってダメダメでしたが、今回の『巴里編』は、監督が今千秋さんに変わっているようなので、少しは期待できるかな?

BS2『久石譲in武道館』

BS2『久石譲in武道館』を視聴しました。(音楽の話題ひさしぶりcoldsweats01

派手にやったなぁ~という感じ。曲を聴くに、おそらく武道館という大舞台用に、大編成オケ、大人数合唱、マーチングバンド等用に新たに編曲したもののようです。ほとんどに何らかの形でVocalがつき、なんか違和感がありました。久石さんはじめ、演奏されている方々はとっても楽しそうでしたが、やっぱり久石譲サウンドはピアノ+オーケストラがベストだなぁ…と改めて思わされました。

それにしても久石譲さんのお嬢さん、麻衣さんの歌声は独特ですね。超個性的というか宇宙的というか、『風の谷のナウシカ』の回想シーンの♪ラン、ランララ、ランランラン♪という歌声が確か二十数年前の彼女だったと思いますが、今の歌声はとても想像がつきません…。彼女の声に合った歌詞&曲があるとものすごく新しい何かが生まれそうな気がしました。今後が楽しみです。

参考:崖の上のポニョサントラ

2007年1月23日 (火)

音遊人 久石譲

昨夜の『音遊人(みゅーじん)』(TV Tokyo 日曜 22:54~23:24)は『久石譲』氏でした。風の谷のナウシカのご本人による生演奏、超最高でした・・・ド ソ レ シ~と始まったとたんに脳内でα波が吹き出ました。他にも、新作情報や、上海交響楽団とのリハーサルでの音作りレポート、コンサート前日・本番前のピアノ練習の姿、巨匠の姿を少しかいま見れて、ちょっと嬉しい番組でした。この番組、時間が短いのが残念ですね。

私が久石譲の音楽に出会ったのは、高校時代、友人に『となりのトトロ』のイメージアルバム(サントラでないところがミソ)を聴かされたときでした。ド ミ ファー~ファ ソ シ~、という、ヴァイオリンでゆったりと奏でられるあのメロディ、瞬間的に虜になりました。それ以来、ずっと大ファンです。私が唯一暗譜で完璧に弾ける曲も氏のアルバム『Piano Stories』の『Innocent』。久石譲の曲はブルグミュラー25の練習曲を卒業した程度のピアノの腕でも、無理なく弾くことができて、かつ超きれいなメロディーのおかげかピアノがうまくなった気分になる曲ばかりです。映画やアニメ、CMの曲というイメージで弾くのを避けているピアノ好きの方、一度そのイメージを捨てて弾いてみてください。虜になること間違いありません。

それにしても、長い期間にわたって、あの聴くだけで涙が出そうになる美しいメロディを生み出し続けているというのは、本当にすごいことですね。
最近のポップス系の曲や現代型クラシック曲がつまらないのは、口ずさめるメロディがなかったり、同じ音の連続(小室哲哉が大流行した頃からこういう曲が増えた)であったり、曲の作り自体がつまらないからだと思います。このような曲が氾濫する中で、久石譲氏のように美しいメロディのある曲を作り出す作曲家は本当に貴重な存在だと思います。まだまだ頑張っていただきたいです。

来週の音遊人はチャゲ&飛鳥。彼らの曲も高校~大学時代にかけて聴きまくり・カラオケで歌いまくりした思い出の曲が多いので、放送が楽しみです。

リンク : TV Tokyo http://www.tv-tokyo.co.jp/

2007年1月 6日 (土)

2007最初のN響アワー

明日(2007年1月7日)のN響アワー(NHK教育21:00-22:00)は「最近の演奏会から」で、
 ・歌劇「魔笛」序曲 モーツァルト
 ・序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52から シューマン
 ・交響曲 第10番から「アダージョ」 マーラー
  指揮:ローター・ツァグロゼク
となっています。モーツァルト→シューマンというあたりが、昨年のカラーらしいところですね。曲の解説の方も楽しみです。今年も池辺さんのダジャレが冴え渡るでしょうか???

続く今月のN響アワーは

●2007年1月14日(日) NHK教育 21:00~22:00
「北欧音楽の魅力」
 ・シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26
  指揮:シャルル・デュトワ
 ・グリーグ/「ペール・ギュント」組曲 第2番 作品55
  指揮:広上 淳一
 ・ラウタヴァーラ/"Book of Vision"から「運命の物語」
  指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
 ・シベリウス/組曲「カレリヤ」から「行進曲風に」
  指揮:サカリ・オラモ
北欧の作曲家の音楽は微妙にもの悲しくて美しい、心に残る旋律が魅力と思いこんでいますが、どのような解説があるでしょう?楽しみです。

●2007年1月21日(日) NHK教育 21:00~22:00
「元国連大使 北岡伸一さんを迎えて」
 ・R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40から
  指揮:シャルル・デュトワ
 ・他
壮大な曲が好きな方でしょうか?「他」というのが何になるか楽しみです。

N響アワーではないですが、注目の新番組「ぴあのピア」BShi 毎週月曜~金曜 午前7時35分~7時45分。ピアノ曲260曲を1年かけて放送とのこと。欠かさず録画すれば、ちょっとしたコレクションになりますね。10分程度の放送なので、ピアノソナタのような長い曲の放送は期待できない気がしますが、「名曲アルバム」や最近流行の「ベスト××100」的な放送ではなく、演奏者や録音日時・場所などをはっきりとさせて放送してほしいものです。残念なことに今住んでいる建物ではBShiが受信できないので、引っ越ししたらチェックすることにします。

昨年は忙しくて生オケが聴けなかったので、今年はいろいろ落ち着いたら時間を作って聴きに行きたいところ・・・それまではN響アワー始めTV放映に頼りっきり。よろしくお願いしますよ!>TV各局様

2006年12月25日 (月)

ドラマ「のだめカンタービレ最終回」

ドラマ「のだめカンタービレ」ついに最終回。終わりました~。内容、とても良かった・・・原作に沿いながらも、付け加えるところは付け加え、スケールアップするところはスケールアップ、不要なところは潔く切る、アレンジするところはアレンジする、という感じでTVドラマとして非常にうまく、感動的にまとめていて、1時間ちょっとの放送時間があっという間でした。

のだめがピアノの楽しさを思い出していくステップ、のだめと千秋の再会、のだめ一家のドタバタ、『サラサーテ カルメン幻想曲』の練習シーンからサントリーホールでのクリスマス公演へのつながり、休憩でのオケ仲間との語り合い、そして最後の『ベートーベン 交響曲第7番』、全体がまとまりの良い交響組曲のようでした。

残念だったところ・・・ベートーベンの第7番の音がスタジオ録音+機械ミキシングだったようで、音に響きも厚みもなかったこと。せっかくのサントリーホールの絵と音がずいぶん乖離していました。あとは、のだめ実家のピアノが縁側の隅に置かれたアップライトピアノではなくて、グランドピアノだったこと。このピアノをのだめがポーンと鳴らした音が♪A♪ではなく♪C♪だったこと。調律確認ならAからはじめてほしかったところ。

番組が始まってからずーっとシュトレーゼマン=竹中直人が違和感あり続けだったのですが、最終回で一番ジーンと来た台詞は彼の『音楽を続けられることが決して当たり前のことではない…』でした。最後にイイとこもっていきましたね。

サントリーホールでのだめが座っていたステージ後ろの席、オケ演奏を聴いたことがありますが、音は良くないんですよね。前にいる金管の音がなぜか後ろから聞こえたという記憶があります。

撮影も本当に福岡県大川市だったようで、のだめが川縁に座って憂鬱そうにしているシーン。後ろに映っているのは「諸富鉄橋(筑後川橋梁)」だそうです。フカダソフトさんのページ→諸富鉄橋で詳細な解説を見ることができます。
Google Earthでは
N  33°12'53.72"
E 130°21'42.74"
かな?

憂鬱な月曜日を楽しくしてくれたこのドラマ、無くなるかと思うと寂しいです。ヨーロッパ編、制作あるでしょうか?

2006年12月18日 (月)

ドラマ「のだめカンタービレLesson10」

ドラマ「のだめカンタービレLesson10」、文句なしに良かった!原作に沿いながらも、実写としての良さが非常に良く出ていました。ドラマのはじめの頃の、原作どおりにやろうとするあまりの無理矢理な演出もなく、見ていて自然でしたし、原作を知らなくても、のだめ&千秋の心情がくみ取れる素晴らしい仕上がりになっていたと思います。原作をバリバリのクラシックだとすると、ドラムやシンセの音を加えて無理矢理アレンジして演奏していたのがはじめの頃、クラシックやJazzなどの音楽それぞれの良さをうまく加えて、エンディングテーマのラプソディー・イン・ブルーのように素敵なアレンジにして演奏しているのが最近、という感じです。
 スカーレット・オハラ衣装姿ののだめはすごく可愛らしかった(上野樹里だから?)し、熱にうなされたのだめが見る夢は現在と過去をうまく描いて、トラウマを良く表していたし、R☆Sオケの次期指揮者の選任を佐久間学(及川光博)に頼むのも無名の千秋がいきなり有名な指揮者を連れてくるよりずっと自然で違和感がなかったし、コンクール後にふてくされているのだめと千秋とのやりとりと『それでもダメだったじゃないですか…』という台詞、R☆Sメンバーがベートーベン交響曲第7番で千秋を送り出すのを決めたシーンはジィ~ンときました。
 このように挙げればきりがないですが、、、特に、多賀谷彩子(上原美佐)がのだめのために買ったチケットを千秋に預けるシーンは良かった。原作にはないシーンですが、ノダメが千秋に追いつこうとして必至になっているというのを印象づけるのに、大変効果的だったと思います。

そして、極めつけに最高だったのは、のだめが本戦中にペトルーシュカを忘れて作曲して演奏してしまうシーン、かすかに記憶に残るペトルーシュカのアレンジ版になるのかと思いきや、思いっきり「今日の料理」でした。TVの前で思わず爆笑。ペトルーシュカはメジャーな曲ではないので、たしかに、ちょっとアレンジしたぐらいでは、原曲とどの程度違うのか分からないでしょうから、誰にでも分かる「今日の料理」のメロディーをそのまま持ってきた思いっきりの良さはすごい♪うまい♪ブラボー!

もちろんBGMの選曲は相変わらず秀逸でした。

さて、来週はいよいよ最終回。サントリーホールでの公演、ノダメ実家でのエピソード、非常に楽しみです。

リンク
・フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/index.html

2006年12月15日 (金)

日曜は3時間15分のクラシック

今週末(12/17)はN響アワーがお休み。代わりに「NHK音楽祭2006ハイライト」が3時間15分放送されます。NHK教育 21:00~24:15。ハイライトということですから、音楽祭のいいとこどり?

【放送予定曲】
・ブラームス 交響曲第2番ニ長調作品73

・モーツァルト 交響曲第6番ヘ長調 K.43

・モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
 ピアノ:ラルス・フォークト

放送時間からすると、3曲とも全楽章放送ですかね。楽しみです。

2006年12月12日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson9」

ドラマ「のだめカンタービレLesson9」、音楽面でも、演出面でも、ラブコメ面でも、良くなったというか、安心してみられるようになりました。若干、最初の頃の勢いが無くなって来たような気もしますが、千秋と一緒にいたいという一心からコンクールへの出場を決心して頑張る”のだめ”、そのノダメをみて自分の成長のために海外へ行く決心をする”千秋”、そして、2人の間でどたばたしているようで実は二人をつなぐ重要な役割を果たす”ハリセン”、ノダメの心を激しく掻き乱す”瀬川悠人”…がっちりと描ききっていました。

そして最大の見所、というか聴き所の、ノダメのピアノ演奏~小さい頃の記憶と才能で演奏する炎のショパン、コンクールで嫌そうに適当に弾くショパン、ハリセン邸での試行錯誤のシューベルト、千秋のメールを見て輝くシューベルト~音での表現がものすごく難しい所を良く聴かせてくれていたと思います。もちろん、いつもどおりBGMのクラシックの選曲は秀逸でした。

それにしても、タラバ・ズワイ・毛ガニ・ホタテ・ウニ…大人買いしてかぶりつき、やってみたいものです(^^

さて、最終回に向けて、ノダメのコンクール演奏、R☆Sオケのサントリーホール公演、そして日本を出るまでに成長をする千秋とノダメ、見所・聴き所がいっぱい!次回も期待してます!

2006年12月 9日 (土)

世界が認めた指揮者 佐渡裕

本日の「R30 TBS 24:45~25:25」のゲスト、世界的指揮者の佐渡裕さんでした。指揮について非常に分かり易く、でも熱く語っておられました。クラシックにとって、楽譜は設計図、指揮者は現場監督みたいなものなので、同じ設計図でもどのように組み立てるか、どういうイメージで作るかなどの、現場監督のイメージでによってできあがる建物が異なるという例え、クラシック音楽と指揮者の関係を見事に表した表現だったと思います。

ベートーベンについては特に熱く語っておられました。3冊の第九の楽譜~昔の印刷譜・現代の印刷譜・ベートーベンの手書きの譜面(COPY)を示しての楽譜の解説『なぜ新解釈が出てくるか?』や、ソプラノリコーダーを使っての第九、運命の解説『誰もが知っているフレーズがそれぞれたった5音、2音という神に選ばれたかのような音でできている』というところなどは、おもわず「あぁなるほど~」と言ってしまうほど説得力がありました。

毎年恒例の「1万人の第九」練習は1000人ずつ10回に分けてするんですね。大変!

それにしても最近はクラシックがTVで取り上げられることが多くなって嬉しい限りです。より多くの人がクラシックに興味を持ってくれればいいと思います。心が穏やかになりますからね。争いが減るかも?

今回の出演は番組中のCMから明日12/9公開の映画「敬愛なるベートーベン」のプロモーションの一環のような感じですが、この映画、どんなものでしょうね?音響の良い映画館で見ると良さそうです。

2006年12月 5日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson8」

ドラマ「のだめカンタービレLesson7かなり良かったです!前半をコミカルで勢いよく、中盤をR☆Sオーケストラの練習・公演で盛り上げ、最後に千秋のトラウマを治療するのだめの催眠術でしんみりとまとめ。回を追うごとにコミックを忠実に再現しようとするあまりの無理な演出が無くなってきて、どんどん良くなっています。程よく原作に沿いながらも実写ドラマとしての良さが増えてきていると思います。

中盤のR☆Sオーケストラの演奏も良かったです。通常、オケは指揮に少し遅れてついてくるものなので、本物のクラシック演奏を見慣れていると、千秋の指揮と演奏がぴったりなのは、違和感ありなのですが、イイ演奏でした。観客としてエキストラ出演された方々、ドラマ撮影の舞台裏が見られて楽しかったでしょうね。うらやましぃ。

残念だったのは、清良と峰のシーン。ちょっと無理がありました。原作コミックではだいぶ前からの流れがあって結ばれる、という感じなのに、ドラマではわずか2話、時間にしてごく数分であれは納得いかないのでは?ドラマの最初からの流れからいくと、峰とはチェロの桜ちゃんをくっつけた方がまだ自然だったのではないでしょうか?

今回初登場のカイ・ドゥーン。役者さんはどなた?シュトレーゼマン、エリーゼの流れから、どんな人がやるのかと思っていましたが、ばりばりの外タレさんでした。バイオリン弾ける方でしょうか?原作ではR☆Sの練習に参加して『ベルリンフィルの音』ですからね。これがドラマで実際の音にされるでしょうか?楽しみです。

それにしても、いつもBGMのクラシック選曲は秀逸。真澄がのだめの性格を羅列するときの”熊蜂の飛行”、スーパーでのウナギを巡る戦いの”剣の舞”、清良と峰のシーンの”シシリエンヌ”、突然の催眠術で”禿げ山の一夜”etc...ただR☆Sオーケストラ開演前のボレロはイマイチ。揮棒が動く直前でボレロ最後の大盛り上がりというのはちょっと…ここはBGMなしで進めておいておいて、耳を寂しくさせておいたほうが、その後のオケ演奏がさらにきわだって良いものに聞こえたのではないでしょうか?まぁ、これはおいておいて、常にマイナー過ぎない、的確なクラシック選曲で、いろいろ聴けるところが嬉しいです。そしてさらに嬉しいことに、これらがいつもフジテレビの公式サイトにリスト化されています(現在Lesson5まで)。

そして、ドラマの後の『ビストロスマップ』、ものすごく笑わせてもらいました。上野樹里さん、素で”のだめ”?というか無理な役作りしなくても完全な素の方が原作の”のだめ”チックでいいのでは?玉木宏さんは素がいい人だったんですね。どうりで千秋のひねくれた部分の演技がイマイチしっくり来ていないわけですね。
上野樹里さん、ピアノを小学校6年生まで習っていたそうです。その割には実映像は弾いている感がないですね。むしろ『全然やったことありません。ですから先生の演奏を真上から撮ったビデオを見て、手の位置を一生懸命覚えています』と断言されていた玉木宏さんのほうがまだ弾いている感があるのが不思議。
玉木宏さんによると、ドラマは原作コミックの9巻まで、つまり日本編までだそうです。今回がLesson8でコミック8巻の中程。ということはあとドラマ4回で(うちスペシャル1回?)コミック1.5巻分。今までのペースで進めたのでは大幅にオーバーしてしまうでしょうから、ペースダウンで濃く描くのでしょうか?このあと、間延びしてダラダラしないで最終回まで行くことを願います。

2006年12月 3日 (日)

「のだめカンタービレ」裏軒特製メニュー(2)

20061202nodame01 ファミリーマートの「のだめカンタービレ」コラボ製品、裏軒特製メニュー「クラブハウスサンド」、棚に残っていた最後の一つをGet。早速賞味しました。普通のコンビニサンドイッチとは明らかに違うおいしさです!これはいい!淡い焦げ目の付いたパンといい、たっぷり挟んである具の食感といい、しっかりと効いてくるマスタードといい、千秋の指揮でしっかりまとまった個性の強い演奏家によるオケ演奏といった感じで、今まで食べたコンビニサンドイッチの中では間違いなく一番!

見た感じは普通のサンドイッチの外装を替えただけに見えますが、一番下のグランドピアノ型といい、鍵盤といい、なかなかよいデザインです。裏も八分音符やト音記号が印刷されていてしっかり音楽しています。

20061202nodame02←左側がトマトサラダ&チキンサンド、右側が卵サラダ&ベーコンサンドという2個組。具だくさんでしっかり食べ応えがあります。

20061202nodame03 →普通のコンビニサンドイッチと違うのがこのレンジアップマーク。「暖めるとよりいっそう…」ではなくて、暖めないと意味がないと言っていいと思います。とはいえ、暖めすぎは禁物。軽く暖める感じがいいようです。

20061202nodame04 成分表示。ぴしっと効いてたマスタードは辛子マヨネーズのだったんですね。辛子マヨネーズ、家庭料理でも活躍しそうですね。

それにしても、これを見ると、やっぱりコンビニサンドイッチっぽく、いろいろ体に悪そうなものが入っています。発色剤などはベーコンに入っているのでしょうか・・・

リンク : ファミリーマート

2006年11月30日 (木)

「のだめカンタービレ」裏軒特製メニュー

Fm_nodame01_1 ドラマ「のだめカンタービレ」で裏軒特製メニューとして登場した”麻婆煮込み野菜丼”がファミリーマートにありました。早速Getして賞味♪

見た目はよくあるコンビニ弁当の麻婆丼という感じですが、野菜丼というだけあって、具が豆腐、蓮根、グリーンピース、ピーマン、ナスと、野菜中心というところがヘルシーっぽくて嬉しいですね。値段は\450。丼ものとしてはちょっと高め。

Fm_nodame02 原材料「ご飯」「麻婆豆腐」って…ものすごく手抜きな書き方。野菜炒めはカッコ書きで内容物が書いてあるけど、「その他」って書き方ありなんですかね?あまりじっくり見たことがなかったですが、やっぱりあまり体に良さそうには見えませんね。コンビニ弁当には10年以上お世話になっていますが…そろそろ卒業したいものです。

Fm_nodame03_1 レンジアップした後に、蓋と麻婆の間、ご飯と麻婆の間にある2枚のフィルムを取り除きます。結構くっついてきてしまいます。もったいない。麻婆の粘度が高めなので多少長めにレンジアップした方がいいようです

Fm_nodame04 パプリカの色が麻婆の中でも新鮮な感じです。ご飯に対して麻婆はちょっと少なめ。味は、全体的には、いつもの弁当+α?という感じですが、蓮根の食感が柔らかい具材の中でちょうど良いアクセントになっていて『おっ!普通と違う』と思わされます。もう少し辛みがあって、ご飯が堅めの炊きあがりになっていれば、さらに得点アップだったのですが。

ともあれ、コミックだけでは表現できない音をドラマで実現、そして、コミックでもドラマでも表現できない”味”をコンビニ弁当で実現、というのはいい企画ではないでしょうか。他に、千秋の注文品「クラブハウスサンド」、千秋特製「蟹と海老のクリームスープパスタ」もあるよう。コンビニ弁当は入れ替わりが激しいので、早めに賞味してみたいと思います。

2006年11月28日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson7」

のだめカンタービレLesson7。スタートの"ハリセン江藤"と"のだめ"のやりとり、最高に良くできていました!ごろ太の指人形がハリセンに飛ばされてガラスにベタッ…、ブチ切れたのだめ、スタートからオープニングまでにおもしろさが凝縮されていました。豊原功補氏はこのドラマ一番のハマリ役ですね。

その後の展開というか構成・演出はグダグダでしたが…。楽しみにしていた『もじゃもじゃ組曲』が『おなら体操』に変わっていたのは非常に残念。江藤の体操シーンを入れたかったのでしょうか?今後、DVDの特典映像にしたり、シングルカットしたりして売るためでしょうか?今後、幼稚園とかで流行るのかも知れませんが、物語進行には全く不要だったはず。あと、千秋がのだめに『幼稚園の先生には向いていない』というシーン、原作(#6-Lesson32)では、千秋の叔父ファミリーとのエピソード中で語られるところ。これをごっそり抜いて千秋に台詞だけを言わせていたので、非常に唐突で説得力が全く無くなってしまっていました。やっぱりドラマだけを見ている人には、千秋とのだめの切っても切れなくなる微妙な関係が分かるような構成になっていないと思います。

とはいえ、今回は、最初の5分と、常にシーンにぴったりの絶妙なBGM選曲はGood Job!次回は、コミック7巻後半~8巻。R★Sオーケストラの演奏がどう再現されるか、大舞台に踏み出していくメンバー、ノダメ、千秋がどう描かれるか?期待してます。

リンク
 ・フジテレビ : のだめカンタービレ公式ページ、キャストから番組使用曲まで幅広い情報あり。
 ・PhileWeb - ドラマ『のだめカンタービレ』で千秋真一の部屋にあるオーディオはこれだ!  : 千秋の部屋のスピーカーがSoavo1なのは前に書きましたが、そのほかのコンポの情報がここに。総額55万円…オーディオとしてはそう高価でもないか。

2006年11月21日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson6」

のだめカンタービレLesson6。『ラフマニノフ交響曲第2番~2台のピアノのためのアレンジやってくれましたね!期待通り!、加えて、のだめのこの曲の練習シーン、ピアノパートだけの演奏は、まず聴く機会がないですから、嬉しいものでした。演出面でいろいろ引っかかりのあるドラマですが、これだけ期待に応えてくれれば十分見る価値ありです。この2台のピアノのためのアレンジ、のだめCDに入っているんでしょうか?

今回残念だったのは、原作コミックで、真澄が卒業公演で演奏するはずだったアンドレ・ジョリベ作曲『CONCERTO for percussion』が”太鼓の達人”に置き換わってしまっていたこと。これは聴きたかった・・・ホント残念。あとは、どうしても、引っかかる演出面の問題。多賀谷さいこがのだめと千秋の連弾を聴いて打ちひしがれて去るシーンも『もういい、やめて』と声に出して言わずに演技でそれを醸し出してほしかった。それに、最も大切な、のだめの"良さ"というか"千秋がなぜか面倒みたくなる理由"というのがぜんぜん表わせてません。原作を読まずにドラマだけ見ている人にはのだめはただのウザイ女にしか見えないのではないでしょうか。この点、なんとかしてほしいものです。

とはいえ、コミックでは聴くことができない”音”を期待通りに”実際の音(演奏)”にしてくれるというドラマの利点、存分に生きています。ドラマだけ見ている方は是非原作のあわせ読みを。

次回は、のだめ作曲『もじゃもじゃ組曲』聴けるでしょうか?期待しています!

【追記】以前のブログで触れた千秋邸のピアノ、C3より大きいクラスですね。 奥行き2m程度あるようです。とするとS4B(\4,095,000)+サイレント特注(\1,575,000)あたりでしょうか?千秋らしくのだめのC2Lよりずっと高価です・・・

2006年11月20日 (月)

昨日(11/19)のN響アワー

昨日のN響アワーは、『假屋崎省吾のN響アワー ~ゲスト:池辺晋一郎(作曲家)~』という感じになっていました。スタジオは一面の蘭に飾られて全く別のスタジオのようでしたし、司会が全く必要でないくらい假屋崎氏のペースで番組が進んでいましたし、極めつけに、ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番を選曲して独奏者”ラン・ラン”スタジオの花も”ラン”と池辺さん顔負けのダジャレ…。やはり、どの世界でも一流/有名になる人は”押し”というか”パワー”が違いますね。ただ、紹介映像の、個展の花を生けてるシーンで弟子が尋常じゃないおびえ方をしているのが気になりました。同じ音楽好きとして、ちょっと躓いた時に『誰も助けてくれる人がいなかった』という系統の人でないことを期待しますが、どうなんでしょう?

・ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30から第1楽章
 ピアノ:ラン・ラン 指揮:シャルル・デュトア
 全身で表現するすごい独奏。もだえながらの演奏、と言った方が適切でしょうか。大きく動きながらでよくあれだけミスのない演奏ができるものです。地デジのHD画質で彼の大写しはちょっと引いてしまうくらいでした。わりとあっさり目の演奏をしているN響とのギャップが気になりました。

・ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11から第2楽章
 ピアノ:児玉桃  指 揮:ローレンス・フォスター
 第2楽章ということもありますが、ラフマニノフとはうってかわって静かで安心して聴いていられる演奏でした。派手なのもいいけど、このような静かなところも聴かせられるとピアノ協奏曲っていいなぁ…と再認識させられます。

・シベリウス 交響曲 第2番 ニ長調 作品43から
 指 揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
 交響曲でありながら映画音楽のような情景を感じさせる雄大な曲、演奏でした。オケってすばらしぃ…

リンク
NHK
NHK交響楽団

2006年11月18日 (土)

今週末(11/19)のN響アワー

今週末のN響アワー(NHK教育:2006/11/19 21:00-22:00)は假屋崎省吾さんがゲストで、ピアノ協奏曲を中心とした紹介のようです。
ピアノ協奏曲は協奏曲の中でも派手というか、豪華というか、贅沢な音楽ですよね。なにせ一人オーケストラとまで言われるピアノとオーケストラの共演ですから。それに、ピアノを習っている(習っていた)人なら誰でも一度はオーケストラをバックに演奏してみたいと思うあこがれの演奏スタイルです。そんなピアノ協奏曲の中から、ラフマニノフの3番、ショパンの1番が放送されるようです。ラフマニノフの3番は先日『のだめカンタービレ』で放送された2番ほど有名ではないですが、ラフマニノフ独特の悲しいような重いようなところと微妙な派手さを行き来する曲調が魅力的な曲です。中国の天才と呼ばれるラン・ラン氏の演奏でどのように表現されるでしょうか?楽しみです。

放送予定曲(番組表より)

●ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30から第1楽章
 ピアノ:ラン・ラン
 指 揮:シャルル・デュトワ

●ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11から第2楽章
 ピアノ:児玉桃
 指 揮:ローレンス・フォスター

●シベリウス 交響曲 第2番 ニ長調 作品43から
 指 揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

他。

2006年11月16日 (木)

"スパーピアノレッスン"で"のだめ"を100倍楽しむ

スーパーピアノレッスン~ロマン派を弾く~』(NHK教育)プロのピアニスト:ミシェル・ダルベルトが講師となって、音楽家の卵(といっても有名ピアノコンクールでの入賞経験があったり海外の音楽院に留学しているような方々です)に、ピアノを教えるという番組ですが、これが、『のだめカンタービレ』ファンにお勧めの番組です。

ちょうど"のだめ"の世界と同じ立場の生徒と講師が、レッスンに取り組んでいます。楽譜から見えてくる物語や、それをどのように弾いて表現するか、また、講師のアドバイスを聞いた生徒のピアノの音がどう変わるかを、(超)具体的に実際の音として聴くことができます。
先生の『もう少し悲壮な感じで』というアドバイスや、シューマンとショパンの関係の解説に続く『カンタービレしかしアジタート(せきこんで)』という楽譜記述に対するアドバイスによって、生徒のピアノの表現が変わる様は、驚きというか、感動でもあります。

"のだめカンタービレ"の中で千秋が指揮の時に出す指示で、オーケストラの音がどう変わるか?というのが具体的にイメージできるようになること間違いなし。頭の中でイメージが広がります。この番組を見れば"のだめ"が100倍楽しめるでしょう!

スーパーピアノレッスン
NHK教育
 毎週火曜 午後7時25分~7時50分
 毎週日曜 午前7時40分~8時05分(再放送)

2006年11月14日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson5」

ドラマ「のだめカンタービレ Lesson5」、シーンによって明暗の分かれた回でした。初回から、シュトレーゼマンの配役に無理があるなぁとは思っていましたが、音楽の巨匠『本物のシュトレーゼマン』としての威厳を描ききれずに終わってしまった感があります。のだめ・千秋の将来を大きく替えるキーマンですから、もう少し慎重に描いてほしかったです。
うってかわって、音楽シーンは良かった!Sオケの「ラプソディ・イン・ブルー」、がっちりと編曲&演奏してきましたね!服部隆之氏の編曲のようですが、コミックでも書かれている”ピアニカから始まるチューニング”、”ハーモニカのパート分けアレンジ”、ミックでは聴けない”音”がしっかりと表現されていました。マングースの着ぐるみも可愛かったし、紋付き袴の和風ビッグバンドも実物になって絵よりいい感じでした。こういうのがあってこそ、実写の良さが出ますね。
Aオケ『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』のシーン、練習~チューニング~本番と流れがばっちりよく描かれてました。Sオケの楽しいオーケストラから、Aオケへの流れを見て、クラシックに興味を持った方がいれば、クラシックファンとしてはうれしい限り。演奏自体は、ガチのクラシック演奏なので、どうしてもN響などの本物クラシック放送と比べてしまうので何とも言えませんが…。

さて、次回Lesson6では『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』の
ピアノ ソロ アレンジ ~ ”のだめ”
2台のピアノのためのアレンジ ~ ”のだめ&千秋”
が聴けるのでしょうか?大いに期待しています。

リンク
フジテレビ
服部隆之 公式サイト

2006年11月11日 (土)

今週末(11/12)のN響アワー

今週末(2006/11/12)のN響アワーNHK教育 21:00 - 22:00)はゲストが指揮者のジェームズ・ジャッド氏で、テーマは『天才に師は存在したか』です。先日の日テレのモーツァルト特集でも”天才モーツァルトにも何人かの師がいた”ということを言っていましたけど、今回はどういう切り口で天才と師について語ってくれるでしょうか?曲目(下記)からすると、モーツァルトとショスタコーヴィチを取り上げての解説でしょうか?ゲストも司会の池辺さんも御高名な音楽家なので、普通とは少し違った視点での解説に期待です。

・モーツァルト 交響曲第25番ト短調 K.183から第1楽章
 指揮:ジェームズ・ジャッド

・ショスタコーヴィチ 交響曲第4番ハ短調作品43から第3楽章
 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ

・ショスタコーヴィチ 交響曲第11番ト短調”1905年”から第3楽章”永遠の追憶”
 指揮:北原幸男

N響アワーの後(22:20-00:15)は東京二期会公演歌劇”蝶々夫人”ハイライト。前回放送の二期会公演が好みでなかったので今回はスルー。

2006年11月 9日 (木)

ドラマ「のだめカンタービレ」登場ピアノ

ドラマ「のだめカンタービレ」で千秋の部屋とのダメの部屋に置いてあるピアノ、ヤマハ製ですよね。カタログを見てみてみたら、なんと"のだめ"のピアノが"千秋"のピアノより高価(!)のようです。
TV映像からは、大きさがよく分かりませんが、のだめピアノがチッペンデール(猫足)仕様のピアノなので、そこからC2Lと予想。千秋のピアノはそれより大きいクラス、お金持ちなのでArtistic EditionをチョイスしてC3LAと予想しました。

・千秋ピアノ
 YAMAHA C3LA : \1,942,500
 高さ101cm, 間口149cm, 奥行き186cm

・のだめピアノ
 YAMAHA C2L 特注仕様チッペンデール: \2,310,000
 高さ101cm, 間口151cm, 奥行き175cm
 アメリカンウォルナット/ナチュラル半艶仕上げ塗装
 専用椅子付

のだめピアノの方が\367,500高いです!のだめ、ホントに貧乏?

あ、千秋ピアノは椅子別売なので、椅子No.70 \52,500、前回のブログに書いた撮影の様子からサイレントピアノ特注\417,900をプラス。すると、、、合計で\2,412,900、のだめピアノより\102,900高くなりました。…なんかつまらない計算をしてしました。

原作コミック&ドラマ中の台詞にもありましたけど、音大は普通の大学よりお金かかるというのは本当みたいですね。音大生の皆さん、親御さんに感謝しましょう!

ちなみに、千秋の部屋にあるオーディオのスピーカーは同じくヤマハのSoavo-1 \189,000(1本)です。ステレオ(2本)なので\378,000。コストパフォーマンスの高いスピーカーですね。

2006年11月 7日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson4」

ドラマ『のだめカンタービレ』Lesson4にきて、かなり良くなってきました!原作に沿おうとするあまりの無理な演出も減って、実写の良さが出てきました。原作コミックでSオケが演奏するのは7番でなくて3番≪英雄≫なのですが、あえて副題の付いていない7番で貫いて、それに意味を持たせていたのも良かったです。そして、秀逸だったのが、
●ベートーベン交響曲第7番 イ長調 作品92 ~ ピアノアレンジ
  ピアノ:のだめ
いったいどうなることかと思っていましたけど、ピアノアレンジがしっかりしてあって、うれしかったです。このように物語の中だけでしか出てこないような曲をしっかりと実際の音にしてくれるなら、実写の価値ありです。この調子で”ピアノ・ソナタ<掃除>”も音にしてもらいたいものです。期待しています。前回のブログは酷く書いてすみませんでした(反省)

"のだめ"(上野樹里さん)が演奏しながら"千秋"と会話するシーン、会話の中に[ゴトッ]という打鍵の音が紛れていました。役者さんが演奏するときはピアノをサイレント(YAMAHAの場合は鍵盤左下のレバーを引く)にして収録して、後から曲の音と演奏家の指の映像を編集で入れているのでしょう。まぁ、これはしょうがないとして、もう少し役者さん達にも楽器の練習してもらいたいです。そうすればもっと素晴らしい映像になると思います。

ベートーベン『交響曲第7番 イ長調』のCDを持っていない方はnprのページで全曲聴くことができます。原作でSオケが演奏した『交響曲第3番 変ホ長調 作品55』”英雄”も全曲聴けます。「イイ!」と思ったら是非CDをコレクションに加えてください。そして、コンサートで生のオーケストラの音に触れていただきたいと思います。

昔、オケがチェロを回すの、生で見たことあるんだけど、どこだったかなぁ~思い出せない…(歳だ…)

リンク:
フジテレビ
npr
YAMAHA サイレントピアノ

2006年11月 4日 (土)

音楽家と凡人は脳が違う!

昨日の日テレ『モーツァルト生誕250年目の真実』のなかで、音楽家の脳は一般人の脳と比較すると、左右の脳をつなぐブリッジの太さと左側頭葉に違いがあると言っていました。脳から違っているのでは凡人がいくら頑張っても越えられない壁があるということですね・・・。ただ、育つ環境・教育・訓練によって違いが出るということだったので、若い方にはまだ可能性が!
この番組、モーツァルトについては映画「アマデウス」が流行った頃にさんざん放送されたことの域を超えていませんでした。もう一つ踏み込んだ何かがあればもっと良かったでしょう。CMは第一生命100%でしたが、CMもモーツァルトがテーマで番組の流れを断ち切らない感じで好印象でした。

その他、昨日のブログで List upしたクラシック番組、二期会公演の方は残念なことに、これでもかというほど現代風にアレンジされたものでした。アルミの質感ぎらぎらの衣装、赤や緑のピカピカイルミネーション、日本語の台詞のおかげで、音楽と原語の歌部分が浮きまくり、数分で見るのをやめました。

対照的に素晴らしかったのは、同時間帯にNHK教育の別チャンネル(地デジNHK教育1,2)で放送されていた『受け継がれる情熱の響き~札幌・若者達の国際音楽祭~』PMF(Pacific Music Festival:世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭)のドキュメントでした。世界からオーディションで選ばれた音楽を極めようとする若者が札幌に集まり、一月あまりの合宿を行うもので、最後にワレリー・ゲルギエフの指揮で『”ペトルーシカ”1947年版』イーゴリ・ストラビンスキーを演奏するというものでした。
『のだめカンタービレ』の4巻(Lesson 22,23)で、のだめ達が参加した『ニナ・ルッツ音楽祭』の本物版、という感じでしょうか。
実際、ワレリー・ゲルギエフの指揮・指導でオーケストラの響きができあがっていく様子が感動ものでした。ティンパニー奏者のコメント「わくわくしながらステージに上がったのは初めて、何が違ったのかわからない」という感想が本当に音楽を楽しんでいるという感じでよかったです。PMFの若手音楽家の皆さん、頑張って巨匠になってください。

リンク:PMF(Pacific Music Festival)公式ページ

2006年11月 3日 (金)

クラシック放送がいっぱい

今日(2006/11/3)はクラシック放送が多いですね。金曜日の地デジNHK教育は定番ですが、なんと今日は4時間!さらに、日テレがモーツァルト特集。この調子でクラシック放送が増えてくれるといいですね。
最近、何となく、クラシックが注目されていているような。『のだめカンタービレ』効果でしょうか?いつもは人のいないCD売り場に人影がありました。クラシックが注目されるのはうれしい限りですが、コンサートのチケットが取りにくくなるのは、ちょっといやだなぁ。これから年末の第9も手配しないとならないし(といいつつ、いつもコンサートの大敵は忙しすぎる仕事…)

●NHK教育(地デジ) 18:00 - 21:02 東京二期会公演
・歌劇”魔笛” モーツァルト
 合唱 二期会合唱団
 合唱指揮 河原哲也
 東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮 下野竜也

●NHK教育(地デジ) 21:02 - 22:00 N響コンサート 第1519回定期公演(2004/6/24)から
・歌劇”イーゴリ候”序曲 ボロディン
・交響曲第8番ト長調作品88 ドボルザーク
 指揮 ヨアフ・タルミ

●日本テレビ 21:03 - 22:54 第1生命105周年記念 モーツァルト生誕250年目の真実
『今夜、モーツァルト天才の秘密が明らかに!』とのこと。作曲家を知ることは曲を楽しむ上でも重要な要素ですから、これは見ておきたいですね。『金聖響が指揮する意外な名曲』ってなんでしょう?

●NHK教育(地デジ) 0:50 - 1:31 名曲コレクション~リスト~

N響の放送と日テレのモーツァルトがかぶってますけど、RD-XD71のW録で解決。

2006年10月31日 (火)

ドラマ「のだめカンタービレLesson1-3」

ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ毎週月曜日 )録画してあった1~3話(Lesson1~3)を一気見しました。原作を読みながら頭にメロディが流れるような人は観ない方がいいかもしれません。イメージ崩れます。

配役はなかなかはまってますね。"のだめ:上野樹里"はぴったりですね。絵を実物にしたらまさにあんな感じでしょう。ちょっと残念なのは"千秋:玉木宏"もうちょっと知的な雰囲気の人の方が良かったのでは?そして、かなり残念なのは"シュトレーゼマン:竹中直人"竹中氏の演技力に救われているところはあっても、配役に無理がありすぎです。他は皆さんいい感じです。

そして、演出というか、ドラマ構成、これは・・・ちょっとマンガをそのまま実写にしようとしすぎでしょう。マンガでは字で書いてあるところをそのまま台詞にするのではなく、演技で表現させるようにしてほしかった。時々入る無理なCGが興ざめです。こういう演出は実写じゃなくてアニメの方でやればいいと思います。実写の良さを持っと生かしてほしい!役者がかわいそうです。

それに"のだめ"をバカっぽいキャラクターにしてあったのが非常に残念。"のだめ"は芸術家にありがちな才能の片鱗が見え隠れする”変人”ではあっても決してバカではないと思います。脚本のせい?演出のせい?

音楽も"千秋"が"のだめ"の部屋を掃除した時に"のだめ"が即興演奏した「ピアノ・ソナタ 掃除」が実写でどうなるか非常に期待していたのですが、既存曲に置き換わっていましたね。音楽ものを実写にするならこうした重要な脇役的な曲もちゃんと作曲してほしかった。

あぁ、なんか文句ばっかりになってしまった。。。でも、3話の最初の演奏は良かったですよ。本物の学生オケが演奏でしょうか?東京都交響楽団?下手な音からだんだんまともな方にあわせていく課程はきちんと音になっていて良かったです。オケのチューニング、オーボエの♪A~♪(音程ずれ)は笑えました。うまい!
(ベートーベン 交響曲第7番については公式サイトに詳しい解説あり)

とにかく、せっかく原作が良作なんだからドラマにはホント頑張ってほしい。役者さんもいかにも『弾いてない』って感じがなくなるように頑張ってください。上野樹里さんは『スウィングガールズ』でだいぶサックスを吹いていらっしゃたので期待度【大】です。

2006年10月24日 (火)

昨夜のN響アワー

昨夜(2006/10/22)のN響アワー、ハープのことがよく分かってとてもおもしろかったです。ペダル、7本もあったのですね。あのハープ独特の美しいグリッサンドを生み出す秘密がペダルにあったとは!

ゲストのN響ハープ奏者『早川りさこ』さんも素敵な方で、一つのことを極めた本物のプロフェッショナルってこんな感じなのかな、と思わされる方でした。

ハープのトリビア
・高さ180cm、重さ40kg程
・弦は47本
・弦の色で弦の音が分かる:赤はC(ド)、青はF(ファ)。赤の照明を当てられたら全部が赤く見えてしまって大変!
・共鳴道の材質は楓、共鳴板は松
・ペダルは7本C,D,E,F,G,A,Hの音程をかえる。ペダルの位置は3段階。上段:半音下げ♭、中段:ナチュラル、下段:半音上げ♯
・湿度で音が変わるので、早川さんは開演の1時間前、30分前、15分前に調弦する。
・マリーアントワネットが愛したことで貴族の間で大ブーム

放送された曲
・歌劇「カヴァレリア・ルスカティーナ」間奏曲 (マスカーニ)
・パッサカリア 作品1 (ウェーベルン)
 指揮:若杉弘
・交響詩ローマの松から「ジャニコロの松」 (レスピーギ)
・交響曲第5番嬰ハ短調から第4楽章 (マーラー)
 指揮:外山雄三
・ハープ・ソナタから第3楽章 (ヒンデミット)

どれもゆっくりとした響きが美しい曲ですね。

2006年10月22日 (日)

明日のN響アワー

明日(2006/10/22)のN響アワーは一つの楽器に焦点を当てて詳しく解説する「もっと知りたい」シリーズ。今回はハープ「優雅に見えて大忙し ~ハープ・早川りさこ」。N響ハープ奏者の早川りさこさんがゲストとのことなので、演奏しながらの解説があるのかもしれませんね。

ハープというと、オーケストラの中では姿形は目立つのですけど、音はあまり聞こえないんですよね。スメタナの『モルダウ』とか、よく知っている曲で「よし鳴るぞっ」と身構えていないとなかなかはっきりと聞くことができません。でも、きっとないと寂しいことになるんでしょう。

ともあれ、ハープの解説、楽しみです。

リンク : NHK教育 毎週日曜日21:00-22:00 N響アワー

2006年10月16日 (月)

音遊人 川嶋あい

「みゅーじん/音遊人 川嶋あい」(2006/10/15-TV TOKYO)見ました。あのグッとくるメロディと歌詞は、かなりの苦労があって、そこから湧き出てきたものだったんですね…。1000回路上ライブの理由とか、最初の頃の誰も立ち止まらない路上ライブから1000人以上も集めた1000回目の路上ライブまでの奇跡とか、ジ~ンとくるものがありました。なんとなく声量が弱々しくてバンド演奏がバックの時は負け気味な声の歌手だなぁと思える時もあるのですが、それでもなぜか惹き付けられてしまうのは、こういう背景があるからなのでしょう。
私はN響のコンサート(渋谷NHKホール)に行くときは、JR渋谷駅から徒歩で行くのですが、時々、弾き語り路上ライブをやっている女性を見かけていました。あの中に川嶋あいさんもいたのかもしれません…ん~立ち止まって聞けるくらい時間に余裕をもって行っていれば良かった。
それにしても、若干20歳だったとは!驚きです。感じというかオーラからしてもう少し年上だと思っていたのですが。

ところでもう一つ、番組中ですごく気になったのは、「心の五線譜」のコーナーで、川嶋あいさんが渋谷公会堂のステージで「旅立ちの日に…」を引く直前、YAMAHA S90のD3(レ)のキーが下がっているのですが、なぜでしょう?その後、何事もなかったように弾いてらっしゃいましたが、いつものことなのでしょうか?S90の取説をざっと眺めてみましたが、どうも、キーが下がりっぱなしになるような機能はなさそうです。なんでしょう?ひょっとして…・・ ・

2006年10月15日 (日)

交渉人 真下正義~ボレロを解析

今日フジテレビで放送された土曜プレミアム・踊るレジェンドスペシャルプロジェクト「交渉人 真下正義」、なかなか見応えがありました。ラヴェルの『ボレロ』がラストのキーポイントとなるところなぞ、クラシックファンとしてはかなりうれしいポイントでした。この設定が興味深いものだったので、ちょっと分析してみることにしました。

-------- ここからネタバレ注意 --------

さて、キーとなった『ボレロで最初に登場するシンバル』をちょっと分析。
映画では、犯人がコンサートホールに仕掛けた爆弾の起爆装置に波形が記録されていて、その波形に一致する演奏(ボレロの335小節・2泊目のシンバルの音)が鳴ったときに爆弾が爆発するというものでした。そんなことできるのでしょうか?ちょっと興味があったので探ってみることにしました。

Spectrogram 映画ではシンバルが鳴らなかったので、手持ちのCDに入っている演奏を分析。まずはスペクトログラム。右の写真の太い赤線で囲った部分が問題のシンバル(細い赤線は続けてシンバルが鳴るところ)。周辺に比べて点の密度が濃い、すなわち多くの周波数の音が出ていることが分かります。この手の音程のない楽器(シンバルやドラムセットのハイハット、カスタネットなど多くのリズム系打楽器)はまんべんなく多くの周波数成分を含んでいるので、このようなスペクトログラムになります。特定の周波数成分がないところが、音程がなくて、どんな楽器とも音が合う=誰がたたいてもOK、という秘密ですね。もちろん、”音を出す”のが簡単な楽器ほど”演奏”できるようになるのは非常に難しいのだと思いますが。

Waveform1_1  次に、本題の波形。緑の線を引いたあたりからシンバルが鳴っています。周辺に比べると振幅が大きく、すなわち音が大きくなっていて、いろいろな周波数成分が多く含まれる波形になっています。

Waveform2拡大してみてみます(左)。

Waveform3_1 もう少し拡大(右)。はい、これに一致したときに爆弾がドカーーーンです。
しかしながら、こうしてみると分かるように波形は非常に複雑で、あらかじめ記録しておいた波形に一致する確率は非常に低いと思われます。ましてや、オーケストラの生演奏。何回演奏しても同じ演奏となることは絶対にないでしょうし、例えロボットに演奏させたとしても、楽器やホールの響きはそのときの温度や湿度、客の入り具合によって変わるので、必ず爆発させなければならない起爆装置に使うには、確実性があまりにもありません。こう考えると、どうやら、この映画の通りの起爆装置を実現するのは無理そうです。波形そのものではなくて、音量(振幅)と周波数成分の量を条件とすると、もう少し現実味が増すかもしれませんが、この方法でも、映画ではボレロより前に『フィガロの結婚より序曲(モーツァルト)』『運命(ベートーベン)』『花のワルツ(チャイコフスキー)』が演奏されていることを考えると、やはり確実性はないでしょう。

まぁ、実現性はともかく、映画の設定としては、音楽という、通常は心を和らげるものを危険な爆弾のキーとすることで、複雑な危うさを演出し、ボレロ特有の最初から最後にかけてひたすら盛り上がり続けるという特性を生かして、カウントダウン的なドキドキ感を演出するところが秀逸だったと思います。次作に期待!

リンク
フジテレビ
FRUTY(Windows Media Player用レベルメータ視覚エフェクト) IT雑伎団

2006年10月 9日 (月)

次回の音遊人は"川嶋あい"さん

次の日曜日(10月15日)の「みゅーじん/音遊人」テレビ東京22:54~23:24は、「川嶋あい」さんですね。あの心に響く素敵なメロディはどのようにして生まれてきているのでしょうか?放送が楽しみです。

Kawashimaai_cd先日購入したCD。特に「Piano Songs~路上集2号」はおすすめ。名曲「旅立ちの日に…」をはじめとした12曲。ピアノの音に川嶋あいさんの声がよくあって心にじ~んときます。よくあるJ-Popみたいに同じ高さの音が続くような単調なメロディではなくて、上下に心地よい動きのあるメロディラインで、これぞ”歌”という感じをじっくり味わえます。

Kawashimaai_cd_damage届いたCDケースになんとヒビが…Amazon、たのむよ、しっかりしてくれ!

<リンク>
 ・川嶋あい 公式サイト
 ・テレビ東京 みゅーじん/音遊人公式サイト

2006年10月 8日 (日)

本日のN響アワー

今日(2006/10/8)のN響アワーは「池辺晋一郎の音楽百科モーツァルトとショスタコーヴィチ」。池辺さんの解説はいつも、作曲されたときの背景などにも触れながら、ピアノを使って聴き所を分かり易く解説してくれるので、曲を聴くときの楽しみが増えます。今回はモーツァルトのバイオリン協奏曲"トルコ風"、超有名曲だけに、聞き所の解説が楽しみです。
放送時間からすると、ショスタコーヴィチの方は解説に少し登場するだけか?ん~この番組、2時間枠にしてくれないかなぁ。

N響アワー : 2006年10月8日(日)21:00 - 22:00 NHK教育
・モーツァルト バイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219”トルコ風” 第2楽章、第3楽章
 バイオリン 藤川真弓
 指揮 ハンス・ドレヴアンス
・ショスタコーヴィチ : バイオリン協奏曲 第1番
 バイオリン ボリス・ベルキン
 指揮 ウラディーミル・アシュケナージ

今日はもうひとつ、夜中のアニメ「金色のコルダ」第2回「前途多難なガボット」も併せてチェック。音楽の妖精から与えられたバイオリンは奇跡をおこすでしょうか?
テレビ東京 2006/10/9 01:00 - 01:30

2006年10月 6日 (金)

金曜のクラシック

毎週金曜日の18:00~21:55はNHK教育3(地デジ)でクラシック枠があります。
3chあるNHK教育で、アナログの地上波と放送内容が分かれる時間帯です。地デジならではの利点ですね。

18:00~19:59
・ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
・D.スカルラティ : ソナタ ハ短調 K11
・ショパン : エチュード 作品10-12 ハ短調「革命」
・チャイコフスキー : 交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
・ヨハン・シュトラウス : シャンペン・ポルカ 作品211
・ヨーゼフ・シュトラウス : ポルカ「憂いもなく」 作品271
 ピアノ イェフィム・ブロンフマン
 管弦楽 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指 揮 ワレリー・ゲルギエフ

19:59~21:54 ザルツブルグ・イースター音楽祭(2003/4)
・ベートーベン : 歌劇「フィデリオ」
 合 唱 アルノルト・シェーンベルク合唱団
 管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指 揮 サイモン・ラトル

ちなみに、来週は「チューリヒ歌劇場公演 歌劇”皇帝ティトゥスの慈悲”」「BBCフィルハーモニック演奏会”威風堂々”、”メンデルスゾーン バイオリン協奏曲”他」。わりとポピュラーで聴きやすい曲を選んでくれているところがうれしいですね。

2006年10月 2日 (月)

音楽の祝福を与えよう!

金色のコルダ~primo passo~』というアニメの新番組が先ほどテレ東で放送されていました。音楽を題材にした物語ということで、ちょっとチェックしてみました。(ブログのタイトルはその中でテーマ(?)っぽい台詞)。
「楽器演奏時の指使いが全然違う」とか、「トランペットを吹くときにその表情は絶対無理」とか、「そもそも音と動きが全然あってない」とか、音楽的つっこみどころが満載なのですが、まぁ、そこはアニメということで目を瞑るとして、「音楽は幸せの源だと考えている」とか、「世界が幸せで満ちるよう音楽を広める」とか、「音楽は誰にでも楽しめるもの」とか、「音楽をもっと身近に感じてほしい」という発想には共感できますね。次回予告の前の『ワンポイントクラシック』というコーナーもなかなか良い趣向です。この番組を観たアニメファンがクラシックにも興味を持ってくれるといいですが…。10年ほど昔、新世紀エヴァンゲリオンからクラシックに興味を持ったアニメファンもいたとかいなかったとか。
演奏される曲はクラシックなので、クラシックファンも観てみるのも良いのではないでしょうか?

ちなみにアニメタイトルの"コルダ(corda)"はピアノの"ソフトペダル(soft pedal)"。ということで、"金色のソフトペダル"ですね。

2006年9月30日 (土)

3時間15分のクラシック

明日(10/1)のNHK教育、21:00~24:15は3時間15分ぶっ通しでクラシックですね。午後(14:00-16:30)の「第73回NHK全国学校音楽コンクール」もよさそう。合唱コンクールと聞くと、中学の頃のクラス対抗の合唱コンクールを思い出します。みんなで頑張ったなぁ~

  • 21:00-22:00 N響アワー:N響創立80周年 正指揮者それぞれのマーラー
    ・交響曲 第5番 嬰ハ短調から第1楽章、第5楽章(マーラー)
    ・交響曲 第9番 ニ長調から第4楽章(マーラー)
  • 22:00-23:33 芸術劇場:クリスティアン・ツィマーマン ピアノ・リサイタル
    ・ピアノ・ソナタ ハ長調 K.330(モーツァルト)
    ・ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 ”悲愴”(ベートーベン)
    ・優雅で感傷的なワルツ(ラヴェル)
    ・3つの前奏曲(ガーシュウィン)
  • 23:33-24:15 芸術劇場:ジャン・ギアン・ケラス チェロ・リサイタル
    ・チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 作品69」(ベートーベン)
    ・幻想小曲集 作品73から 第1曲」(シューマン)
    ・”おとぎ話”から 第3曲」(ヤナーチェク)
    ・愛の喜び」(クライスラー)

そろそろRD-XD71のHDDも一杯だ…なんとかしないと

2006年9月25日 (月)

なつかしの吹奏楽

9/24 9:00-9:30にテレビ朝日で放送された『題名のない音楽会21:佐渡裕&シエナ・ウィンド・オーケストラ(1)』、指揮者の佐渡裕さんとプロの吹奏楽団+高校の吹奏楽部の皆さんの演奏、そして、佐渡裕さんが高校の吹奏楽部を指導するという構成が新鮮で楽しかったです。最後の『星条旗よ永遠なれ』の会場全体での演奏、ものすごく楽しそうでした。なんだか中学や高校の頃を思い出して懐かしい気分になりました。音楽(特にクラシック)好きの若者が育ってくれるといいです。

番組として残念だったのは、演奏がカットされて、全曲ではなく部分的だったこと。佐渡裕さんの指導で高校生の演奏がどう変わったかもっとじっくり聞いてみたかったのですが…。この番組『題名のない音楽会』はいつ見てもあわただしい感じがして残念です。数少ない民放のクラシック寄りな(J-Pop/Rockでない)番組ですから妥協してほしくないところ。日曜の朝だし、1時間くらい放送枠を取ってもいいのでは?

演奏された曲
・ミュージカル『ウェスト・サイド・ストーリー』より”マンボ” レナード・バーンスタイン
 指揮:佐渡裕
 シエナ・ウィンド・オーケストラ

演奏&指導に使われた曲
・吹奏楽のための第一組曲第1楽章”シャコンヌ” G.ホルスト
 東海大学附属高輪台高等学校 吹奏楽部

最後に会場全員で演奏された曲
・星条旗よ永遠なれ J.P.スーザ

次回の放送
10月1日(日) 午前9:00(BS朝日10月4日(水)21:00)
「佐渡 裕&シエナ・ウインド・オーケストラ(2)~二大音楽部活 夢の共演」

2006年9月23日 (土)

フリードリヒ・グルダ メモリアルコンサート

先週金曜日(9/22)にNHKデジタル教育3(地デジ23ch)で放送されたフリードリヒ・グルダ メモリアルコンサート(2005年1月)、録画してあったのをようやく観ることができました。グルダに師事したマルタ・アルゲリッチ、グルダの息子のリコ・グルダ、パウル・グルダなどのグルダにゆかりのある演奏者・曲によるコンサートのドキュメント(?)で、グルダの魅力がよく伝わってくる内容でした。曲目は、
グルダの演奏で
・アリア グルダ
・ピアノ・ソナタ変イ長調作品110 ベートーベン
・リコのために  グルダ
・パウルのために グルダ
・エクササイズNo.5 グルダ
が、解説のバックに少しだけ流れて、以下がコンサートの録画でした。管弦楽は新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮はクリスティアン・アルミンク。
3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調 K.242 モーツァルト
 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ、パウル・グルダ、リコ・グルダ
 滅多に演奏されない曲だと思いますが、3人の仲良し息ぴったりの演奏がナイスでした。それにしても、3台のSteinway & Sonsのコンサートグランド、すごいですね。全部すみだトリフォニーホールの所持品でしょうか?レンタルでしょうね…たぶん。
・バイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261 モーツァルト
 バイオリン:ルノー・カプソン
・バイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373 モーツァルト
 バイオリン:ルノー・カプソン
・チェロ協奏曲 グルダ
 チェロ:ゴーディエ・カプソン
 グルダのジャンルにとらわれない姿勢がはっきりと現れた曲でした、クラシック、ジャズ、ビッグバンド、吹奏楽いろいろなスタイルが融合された曲でした。クラシックスタイルのチェロの独奏者と指揮者、木管・金管パートに、ドラムス+ジャズギター+ウッドベースという編成と5楽章構成の曲、それにモニタースピーカーが演奏者の脇に置かれているというのが新鮮でした。
・交響曲第32番 ト長調 K.318 モーツァルト
・ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調K.466 モーツァルト
 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
 第1バイオリンにルノー・カプソン、チェロパートにゴーティエ・カプソンも入っての演奏でした。演奏の方は、独奏者の緊張がぴりぴりと伝わってきました。グルダが最も得意としていた曲だそうで、アルゲリッチにとっては通常の演奏会以上のプレッシャーがかかったんでしょう、第1楽章のピアノが最初になる部分で緊張がもろに出た演奏になってました。場数をこなしているプロでもこういうことがあるのですね。
・三重協奏曲から 第3楽章 ベートーベン作曲
 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
 アンコールでの演奏。これだけの曲をアンコールでやってくれるのは、大サービスですね。

番組全体を通してグルダのジャンルを問わず音楽を愛する姿勢が伝わってくる構成でした。グルダの『すべての音楽は私の友達なんだ』という言葉が良かったですね。先日このブログで話題にした南紫音さんも、インタビュー記事で『Q:趣味は?A:音楽を聞く事です。洋楽が好きで、色々な曲を聞きます。日本の曲はあまり聞きません。』おっしゃっていました。今後、いろいろなジャンルの魅力を取り込んだいい演奏家が増えると良いですね。

リンク:
すみだトリフォニーホール

2006年9月15日 (金)

室内アンテナで地デジ

AMアンテナでも地デジは受信できましたが、やはり時折ブロックノイズがのったりするので、ブースター内蔵の室内アンテナにしました。

Maspro_tep843_1MASPRO TEP843AJ "SUPER TELEPORT"
ビックカメラで\4,998。ブースター単体より安価でした。
色は黒とiMacのような白スケルトン+緑、白スケルトン+赤がありましたが、色物はものすごく安っぽく見えていまいちだったので、黒にしました。この黒のものも金色ででかでかと文字が書いてあるあたりがイマイチですが、色物よりはまぁましでした。実家に同じものがあったので、このデザイン、おそらく1990年代から変わってないと思います。これは考え直した方がよいのではないでしょうか?>マスプロ電工さん

設置接続は超簡単。アンテナを東京タワー方面の窓際に置いて、、本体の土台部から生えているアンテナ線(先端はプラグ)をRD-XD71の地デジアンテナ端子へ接続、アダプターを接続してとりあえずは完了。
これだけでRDのレベル表示で45~50程度まで受信感度が上がりました。あとは、レベルゲージを見ながらUHF受信部(T字型のSUPER TELEPORTと書いてある部分)の向きを微調節して、最後に指向性つまみをくりくりと回しながら最大値あたりで安定受信できるところを探すだけです。これで約55/100程度のレベルで安定しました。

効果は覿面、ブロックノイズが消えただけでなく、受信できる局も増えました。在京キー局だけでなく、TVK、千葉テレビ、テレ玉まで入ったのはうれしいです。地方局はいい番組やっていますから。

地デジアンテナの設置で悩んでいる方、ブースター付室内アンテナ、わりといい選択だと思います。屋根に上ったり、大がかりな設置工事いらずですから。検討してみては?

関連リンク

2006年9月14日 (木)

期待の星「南 紫音」

今日の日本テレビ『深夜の音楽会』は、
・ワーグナー ジークフリート牧歌
・メンデルスゾーン バイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
でした。
バイオリン協奏曲の独奏者はロン・ティボー国際音楽コンクール、バイオリン部門第二位の南 紫音さん。日本音楽界期待の新星です。
演奏は、元気一杯のまさに若い!という感じの演奏で、『音楽を楽しむ』という原点に帰してもらえるような感じでした。なんとなく初期の千住真理子さんを彷彿とさせられました。今後のご成長が楽しみです。

蛇足ですが、すばらしい才能に加えて、綾瀬はるか似の美貌。才色兼備を絵に描いたとは彼女のことを言うのでしょう。それにしても、最近は、各界で活躍されている才能あふれる方々は、スポーツ選手もそうですが、皆、ヴィジュアルも素敵になりましたね。昔は、何かの才能に秀でてる方は「あぁ、○○の才能があってよかったねぇ~(でも外見のほうは…)」という感じでしたが、ほんと、最近の方々は才色兼備。すばらしいです。・・・しかし、この裏では才能も色もないような私みたいな不幸な人があふれているのでしょう。こんなところでも格差社会。あぁ無情!

関連リンク
 ・ 西南女学院 中学校・高等学校 ニュース記事
 ・ WEBぶらあぼ クラシック音楽情報
 ・ 日本テレビ 深夜の音楽会

2006年9月13日 (水)

川嶋あい

クラシックではない音楽の話題。

ついさきほどTokyo MX(もちろん地デジ)でTokyo-FM 大江千里 LIVE DEPOTが放送されていました。そこでライブをされていたのが川嶋あいさんでした。きれいなピアノと歌声とお姿に瞬間的に引き込まれてしまいました。もともとピアノは好きだし、弾き語りができる人は即尊敬してしまうのですが、久々に新鮮なアーティストに出会えた気がしました。もちろんAlbumをAmazonで大人買い!

リンク : 川嶋あい My Room

2006年9月11日 (月)

AMアンテナで地デジ

地デジを受信するの意外と問題となるのがアンテナ。
我が家は集合住宅、かつケーブルTVのパススルーがあるので問題ないだろうと思っていたのですが、RD-XD71を接続してみてびっくり、ケーブルTVのパススルーが最低品質で、なんとRDのレベルゲージで最高でも24/100程度。検出はできても実際の絵・音は202エラーで全く受信できませんでした。

こで臨時に試してみたのがKENWOODのKT-5020に付属していたAMラジオ用の室内アンテナ(写真)

Am_radioaerial_2

そしてこの出力線を同軸ケーブルのコネクターについているUHF端子(写真の赤丸部分)に接続、同軸コネクタをRDの地デジアンテナ端子に接続。

Connecter_1

さらにアンテナの向きを調整(たぶん東京タワー方向)してやったところ、受信レベルが最大40/100程度まで向上!時々ブロックノイズが乗ることもありますが、絵・画像ともきっちり受信できました。地デジ用UHFアンテナをたてるのが面倒なら、AMラジオアンテナ、試してみる価値ありです(^^)

ちなみに、FMラジオ用のT型アンテナはダメでした。FMのほうがUHFに周波数が近いのに不思議です。

というか、AMラジオ用アンテナに負けるケーブルテレビのパススルーって、価値なし!これで『パススルー開始しました』とアナウンスしてたのだから、ほとんど詐欺です。

2006年9月10日 (日)

今日のN響アワー

N響アワーの特集、クララ・シューマンとローベルト・シューマンの音楽の背景となるエピソードも解説に含まれているのがよかったですね。できれば2時間拡大放送とかにしてシューマン大特集にしてほしかった。

「ピアノ協奏曲 イ短調 作品7」は初めて聞きましたが、分かり易い感じが好印象の曲でしたし、独奏者が24年前にインタビューで『クララ・シューマンのようになりたい』と言っていた伊藤恵さんというところも素敵でした。放送は第3楽章だけでしたが、ほかの楽章も聴いてみたくなりました。

池辺さんのピアノを使った解説はいつも素晴らしいのですが、高橋美鈴アナに軽くスルーされるオヤジギャグはどうかと…

来週のN響アワー:NHK教育 21:00 - 22:00
 「歌劇”セミラーミデ”序曲」
 「歌劇”つばめ”から”ドレッタの夢”」
 「交響曲 ヘ長調 作品68 ”田園”から第2楽章」
 「ワルツ”ウィーンの森の物語” 作品325」

シューマン特集 N響アワー

今日のN響アワーはシューマンの特集みたいですね。番組表(EPG)では、
・ ピアノ協奏曲 イ短調 作品7から第3楽章(クララ・シューマン)
・ 交響曲第1番 作品38”春”(シューマン)
となっています。シューマン没後150年ということでの特集だと思いますが、クララ・シューマンの曲もリストアップされているので、シューマン夫妻のこととか歴史とかの解説付で聴けそうですね。池辺晋一郎さんのピアノを弾きながらの解説は大好きなので、楽しみです。

番組情報:NHK教育 2006/09/10 21:00 - 22:00

関連リンク:シューマンおたく学会 & クララファンクラブ

2006年9月 7日 (木)

完全移行

地上波アナログから地上波デジタルへの完全移行は、2011年7月24日。
最近、地上波アナログでは夜中に必ず『2011年、アナログ放送終了。今、お使いのアナログテレビは使えなくなります』などと言っていますが、この表現は誤解を呼ぶのでいただけないですね。チューナーさえ買えば(画質は落ちますが)『お使いのアナログテレビ』で視聴することはできるわけですから。アナログ"放送"が終了してもアナログ"テレビ"は"使える"のですから。『テレビを買い換えなきゃ』と思わせたいメーカーの思惑に放送局がノッタのでしょうか?それとも総務省のご指導のたまもの?(一応、D-pa(地上デジタル放送推進協会)では嘘は言っていませんが)

まぁ、このことはおいておいて、地デジ+HD対応受像機(テレビ)にするのは、画質や音質だけでなくて、データ放送や番組表、双方向通信など、ものすごくメリットがあるので、上記のちょっと説明不足な点を除けば、なにも2011年まで待たなくてもいいのでは?と思いますけどね。

さて、昨日の比較画像の作成環境。

地デジチューナー : TOSHIBA RD-XD71
アナログチューナー : TOSHIBA A-SB9
モニター : TOSHIBA 32ZP57
室内アンテナ - MASPRO TEP843AJ

RD-XD71でHDDにTS録画した地デジ、A-SB9でVHSに標準モードで録画した地上波アナログをモニターに映したものをデジカメで撮影しました。キャプチャーカードを使っていないのは地デジがコピー制御でキャプチャーできないのと、実際の目に見える状態を再現するためです。
ちなみに音の方は、
アンプ : ONKYO TX-SA600
スピーカ : TEAC, SONY(型不明)
アンプとチューナは光ケーブル接続でAACビットストリーム転送。スピーカーは広い家に引っ越したら変更予定。早く引っ越したい…

2006年9月 6日 (水)

チェロで画質比較

地デジと地上波アナログの画質を2006/9/3のN響アワーの放送で比較してみました。尾高尚忠「交響曲第1番作品35 第2楽章」の演奏(世界初演)でチェロがアップになったときの映像です。

20060903nhksym_hd_2
20060903nhksym_sd_2

上:地上波デジタル
下:地上波アナログ
(ダウンロードして大きくして見てください)

このチェロの質感の差!びっくりです。表面の艶、木目から細かい傷まですごくよく見えています。弦のエッジのシャープさも全然違いますね。静止画ではわかりませんが、弦の振動や細かい弓使いまでホントよく見えます。

ホールでは生演奏を全身で堪能して、放送ではホールの演奏を思い出しながらHiVisionで映し出される楽器や演奏者の様子を目でも楽しむっていう視聴スタイルもいいかもしれませんね。

ちなみに、上の写真は地デジをTS録画したものと、地上波アナログをVHSの標準モードで録画したものをブラウン管TVに映してデジカメで撮影したものです。詳しいことは後ほど。

放送情報:2006/9/3 21:00~22:00 NHK総合 N響アワー
リ ン ク:NHK交響楽団